先日6月12日13日でイタリアで原子力、水事業の民営化の是非などを問う国民投票が行われました。
結果は、全て否決。原発反対票が94%を占めました。
日本の政治家がこの結果を受けてイタリアのことを「集団ヒステリー状態」と発言しました。
はたして、そうでしょうか?
慢性的な電力不足に悩まされながらも、この結論を出したイタリアを日本も見習うべきなんではないでしょうか?
村上春樹さんも今回カタルーニャ国際賞受賞のスピーチで仰っていますが、
「我々日本人は原発に対する「ノー」を叫び続けるべきだった」
私もそう思う。
写真は昨年訪れたイタリアの風景。
この風景を守る為に、原発反対を決めたイタリアは立派な「非現実的な夢想家」だと思います。