お中元の季節になりました。
もう6月も後半だなんて信じられません。
でも、
フルーツがない!フルーツがない!と言って、ショウケースを緑色にしていましたが、ちゃんと「プラム」が登場し、スーパーには桃もブドウも見かけるようになりました(まだまだ高いし、味も薄いのでジェラートになるのはもう少し先)。季節は確実に移ろうものですね。
さて、今年のサマーギフトには↑「グラニータ ディ カフェ」をラインナップに加えました。
何度かご紹介している気もしますが、「グラニータ」とはイタリア版「かき氷」
今回はエスプレッソのグラニータに、ミルクのジェラートを添えました。ミルクの部分は滑らかですが、グラニータの部分はふわふわシャリシャリ、氷の粒が感じられます。
「とっても冷たいカフェフロート」と言った感じでしょうか。
ですので、グラニータの部分はかなり甘さ控えめにエスプレッソを感じて頂けるよう作りました。ミルクと一緒に混ぜて召し上がって頂くと食感の違いや口溶けの違いも相まってより一層楽しんで頂けると思います。
今年1月にイタリアに行った際に、「日本のジェラートは水っぽい」という意見を伺い、イタリアと日本の気候風土の違いを考えると、「最もだ、日本の夏は湿気が多くて暑い。しかもかき氷の文化だし」という思いがありました。
でもジェラートはイタリアのものだし、本場の味を忠実に再現する方がいいのか(イタリア人が食べて、美味しくなかったと言われたくないし)、日本人向けの水っぽいジェラートを出す方が良いのか、悩むところではありました。
それで、先日私、香港に行ったんですが、その時に道ばたでよく売っているフローズン的な飲み物が、凄く美味しかったんですよね。外気温は暑いんで、そのフローズン的な飲み物を歩きながら飲むと一気に体温が下がって気分が爽快になるし、夏に不足しがちな水分やミネラルの補給にもなる。その気候風土に合った食べ物になんだか凄く魅せられました。
それで「日本の夏に食べるジェラート」の私なりの答えが、「グラニータ ディ カフェ」な気がします。
どうぞ皆様召し上がってみて下さい。
*店頭では今のところ、お土産用のみ準備しています。もう少し暑くなったら店頭でも常時販売する予定です。