昨日からの続きです。今日は赤ワイン編。
第一印象でピノかな?と思ったワインを手に取り(今度はこぼさない様に)、概観、香りを確認してゆき、口に含みます。
コチラもピノ・ノワールを想像していた私には、それ以上に凝縮したフルーツの甘味があるように感じられ、混乱します。
ここでの私の大誤算は、私の思い描いたピノ・ノワールがフランスのピノ・ノワールだったということ。品種を当てることに必死で、生産国による比較が出来なかった。
なので、自分が思っていたより、イチゴっぽくてバナナっぽい → ガメイ
と結論つけてしまいました。私の回答は、ガメイ、フランス、2009。
(答えは、ピノ・ノワール、アメリカ、2009)
今なら、タンニンの具合や酸味で、品種をピノ・ノワールだと考え、あのフルーツの凝縮した感じでカルフォルニアの可能性を考え付くことも出来るんですが、あのときは緊張で全然思いつかなかった。
テイスティングコメントの選択肢にバナナがなくておかしいなぁと思ったことも覚えています。
最初の印象でピノ・ノワールかな?と思っていただけに、本当に悔やまれる間違いでした。
でもあとでアキさん(シニアWA)に、このことを話したら、フランスのガメイは甘くないと言われちゃったし、ただただ私の勉強不足です。
さて、次は2つ目の赤ワインです。
これは色合いは濃い目だけれども、ちょっと赤っぽい印象だったような気がします。
(なにぶん、試験が20日ほど前のことなので、少し記憶が曖昧に)
酸味もタンニンもそこそこ、スパイシーさは感じられませんでした。
樽の感じはするような・・・? 一体なんだこれは????
という状況で、結構時間も迫ってきてしまい、テンプラニーリョ、スペイン、2009にします。
ここで私の大失敗は、スパイシーさを全然感じられなかったこと。
答えは、シラーなんですが、全く私の頭の中では選択肢にありませんでした。
ですから、これはもう完敗です。
次はその他のお酒2種。実際の試験ではもうここで残り5分ぐらいで、超焦っています。
一つ目は、見た目はシェリーのフィノかな?という感じで、アルコールの感じから酒精強化ワインだな、と思いました。
でも味わいはシェリーじゃない、という感じで、甘くないし本当に飲んだことのないお酒でした。
もう時間もないし、全然分からないしで、選択肢があまり思い出せないのですが、ドライシェリー、
ミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴニーズ、ホワイトポート、ピノ・デ・シャラントだったような気がします。
すべてアルコール度数が16度〜18度くらいのお酒で、試験は甘くないなぁ、と感じました。
実はこの選択肢の中で、飲んだことがあるのは、シェリーぐらいで、あとは試験勉強で名前と製造方法は知ってるよという程度のお酒で、勉強不足が露呈しました。
私の回答は、ピノ・デ・シャラント。(正解はホワイトポート)
2つ目のお酒は、第一印象がラム酒だったんですが、口に含んでみるとあれぇ???という感じで私の知っているラム酒ではないような・・・?そしたら何だ?
選択肢は全く覚えていませんが、私の回答はコニャック。(正解はダークラム)
という感じで、試験終了。
自分が思ってた以上に緊張しました。そして時間も足りなかった。
最後にテイスティングコメントで回答数を指定されているところを辛うじて見直しできたくらいでした。
この回答数というのが厄介で、ワインによって回答数が違うし、5つ選べといわれてるところを、6個選んでいたりするとすべて0点になります。
私の結果は以下の通り。
1.リースリング ドイツ 2009 ○ × ○
2.ピノ・ノワール アメリカ 2009 × × ○
3.シラー フランス 2008 × × ×
4.ホワイトポート ×
5.ダークラム ×
唯一の救いは、2.のピノ・ノワールとガメイはテイスティングコメントが似てくるので、そこでどれだけ得点が取れるか、というところでした。
基本的に、シラーとテンプラニーリョはちょっと違うそうなので、あまり期待は出来ませんし。
次は
サービス実技について書きたいと思います。